kuroの読書日記

私が読んだ本の感想や紹介をします。ネタバレを含みますので抵抗のある方はブラウザバック推奨です。

盲目的な恋と友情(辻村深月)

きっと女性が思い描く理想的な王子様の1つ。

きっと女性の身近にいる友人の1人。

 

物語は2部構成。1部は恋。2部は友。

 

道徳の観点からは謂れの無い、しかし我々は納得せざるを得ない言葉は心を繊細にし、その上厭らしく捻じ曲げる。

その心から生まれる行動、言葉たちはその痛みを知るからこそのものであろう。

 

私はこの本の世界が好き。

だってそうじゃないと楽しくないもの。